公共座標の設定

平面図と公共座標をリンクさせる場合、様々な方法があると思いますが、私の場合は軸を公共座標とリンクさせます。

この方法のメリットとしては、  ・軸を切り替える事が出来るため、作図に支障がない
・座標値の取得がわりと楽

一方、デメリットは、
・数学座標系とは考え方が逆なので混乱しやすい。
・慣れるまでは、設定方法が面倒。

です。ちゃんと設定できてれば、

WS000052

これが、

WS000053

こうなるはずです。あとは、

WS000055

ここで、座標値を取得したりします。

重心取得

ポリラインの重心位置を取得したかったのですが、生憎そういうコマンドが無かったので、方法を忘れないようにメモ。

まず、ポリラインを作成します。

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作成したポリラインを「リージョン」に変換します。

WS000042

変換したリージョンのプロパティを開くと、そこに重心位置座標が記されています。

WS000045

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あとは、線を引くなり、円を書くなり、重心位置が取得できました。

MVIEW[浮動ビューポート管理]

Autocadでレイアウト空間を使うとき、必ずビューポートを配置しますが、「ビューポート変形できたらいいのになー」と思うことがあります。が、出来ました。

レイアウト上でポリラインを作ります。レイアウトにしたい形に作ります。

次に「MVIEW」コマンド実行して「オブジェクト」でさっきのポリラインを指定します。

すると、ポリラインがビューポートになりました。これは便利!

分解できないブロック

他の会社さんで作成した図面からあるオブジェクトをコピーしようとしたら、一塊になってて分解できませんでした。

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「分解」等のコマンドを一切受け付けなかったため、途方に暮れてしまいましたが、こういう場合はまず、「コピー」してみることをお勧めします。

理由はともかく、クリップボードを通すことで色々解決する場合が多いのです。このオブジェクトもきちんと線分に分解できました。

jw_cadとAutocadの線種合わせ

jw_cadとAutocadでは線種の取り扱いが違うため、データのやり取りには少々工夫が必要です。

線色で太さ・線種をコントロールするjw_cadと印刷パレットという方法でコントロールするAutocadでは根本的に違うので、思い通りのイメージで印刷することは結構難しいのです。

まあ、そのためにCAD製図基準なんてものも作られたんですが、なかなか上手く行ってないのかな・・・

背景を白にする

この画像、一見真っ白ですが、

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実はこういう状態です。

WS000038

こういう部分がAutocadの弱点というか、使いにくい部分です。多分本当はこういう事はレイアウトで作るのが正解だと思うのですが、急に変更するのも大変なので強引にこういう手法を取っています。

姫路城「平成の大修理」とCAD

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2009年から始まった姫路城の大修理がクライマックスを迎えようとしている。日本初の世界文化遺産を建築当時の姿に甦らせる巨大プロジェクトの舞台裏に迫った。

 鉄骨が取り囲む大空間に、ニョッキリと突き出た大天守最上部の五重屋根。普段近づくことのできない場所から見ると、スケールの大きさに圧倒される。

 優雅に反る入母屋破風(いりもやはふ)。約1.9mもの鯱瓦に、アゲハチョウを表わした隅鬼瓦。鉄骨の間から陽の光が降り注ぎ、塗り直された漆喰の白さが鮮やかに輝く。

「全面葺き替えた瓦は、今回製作した瓦、『昭和の大修理』で製作した瓦、それ以前の瓦と、400年の時を超えて混ざり合っていることになります」(鹿島建設・野崎信雄総合所長)。

 大天守は、徳川家康の娘婿、池田輝政によって慶長14年(1609)に築かれた。五層六階、地下一階からなり、高さは46.35m。難攻不落の名城に偽りはなく、外壁や屋根に近づくのは容易でない。

 昭和31~39年に行なわれた「昭和の大修理」は、傾いていた大天守を全面解体して再構築し、のべ25万人が従事するという未曽有の規模だった。今回は、それから実に45年ぶりとなる。

 国宝ですから傷ひとつ付けてはいけない。小さな失敗も許されない。設計図はありましたが、工事前には光波測量機でより正確に実測し、立体的なアニメーションやCADツールで作業の検証を重ねるなど、最新技術を駆使しました。それでも工事中に、鉄骨が大天守に当たってしまう箇所が1か所見つかり、最善の対策を考える日々が続きました」(野崎総合所長)

 鳶職が組んだ足場から、鉄骨が大天守に最も接近する場所を覗いてみると驚く。屋根瓦と鉄骨の隙間を測ると20cmしかないのだ。その先の隅鬼瓦との間はわずか10cmというから、クレーン操作の神業である。地面に柱の設置場所が確保できず、宙に浮いたまま屋根を支えるという信じがたい作業を強いられた。

こういう構造物のCAD図面っていうのも作ってみたいものです。壮大な感じがします。

Leadtek、HaswellやNVIDIA Quadro対応のワークステーション向けベアボーン

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アスクは12日、Leadtek製となるミドルタワー型ワークステーション向けベアボーン「WinFast WS700」の取り扱いを発表した。第4世代Intel Coreプロセッサ(開発コードネーム「Haswell」)のXeon E3-1200 v3ファミリーやCore i7/i5/i3ファミリーに対応。7月上旬より発売し、店頭予想価格は6万円台の後半。
チップセットはIntel C226、メモリは最大32GB、グラフィックスはNVIDIA Quadroシリーズ対応。ドライブベイは、外部5.25インチ/3.5インチ×4基、3.5インチ/2.5インチ×1基、内部3.5インチ/2.5インチ×5基(ホットスワップ対応)。
主なインタフェースは、Gigabit Ethernet対応有線LAN、USB 3.0×5、USB 2.0×5、eSATA、IEEE1394、S/PDIF出力、ライン入力、マイク入力、ヘッドホン出力。電源は80PLUS BRONZE認証の500W。本体サイズはW205×D500×H450mm。
高い拡張性やNVIDIA Quadroシリーズ対応により、プロフェッショナル向けのグラフィックス環境にも柔軟なシステムを構築可能。3Dアニメーションの制作やCADデザイナーにとって理想的なシステムとしている。

こういうのいいですね。やはり、PCでは能力不足を感じる今日この頃なので、これくらいのパワフルなマシンを使いたいです。