社内サーバーが壊れそうです。

CADとは直接関係ありませんが、社内のサーバーがもうすぐ寿命を迎えそうです。

とっくに保守期間は過ぎているので早急に更新しないとダメなんですが、なかなか更新の許可?が下りずにそのままm運用しています。

ご多分に漏れず、私も所謂「一人情シス」なので、メンテンナンスしたり、更新のための提案書作ったりしてますが、なかなか理解してもらえず辛いです。

正直言ってこんな小規模のネットワークにWindows ServerのActive Directoryなんていらんかったんでは?と思ってしまいますが、今更なので対処法を構築中です。

とりあえず、ログインキャッシュが効きそうなので予備のDC作って、さてどうするか、思案中です。

CADのための仮想環境を作る

いろいろなCADを試す場合、「体験版」とか「試用版」を利用するのが便利ですが、大体「90日期限」とか「保存は出来ません」などと制限がついています。

期間限定の場合、1回インストールすると、利用期限が過ぎたらそのパソコンでは使えなくなってしまいます。だからと言ってその度にパソコン買ってたらきりないし、何十台も使いまわす訳にもいかないし、長く試したい場合少し困ってしまいます。

そこで、PCの中に仮のPCを作る「仮想化」ソフトを使って環境を作る方法を試してみました。残念ながら、Windowsも試用版なので、90日制限でインストールし直しになりますが、十分試すことが出来るんではないでしょうか?

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これが「仮想化ソフト」のVMwareです。もちろん無料です。

Windowsの設定は以下の通りで割と快適に動きます(ホストコンピュータの能力に拠る)

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Windowsの試用版は以下の所からダウンロード出来ます(要アカウント登録但し、無料です)

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非常にザックリとした説明ですが、興味のある方は検索すると情報は沢山あります。

MacとCADソフト

Linuxに続き、MacでのCADソフトも探してみました。

が、かなり少ないです。検証に使ったMacが32bitだったため、Draftsightはインストールできず、他を探してみましたがこれと言ったCADは無く、検索した結果は、「Macに仮想Windowsを作ってWindows用のCADソフトを入れる」と言った方法が多くありました。

となると、Linuxの時同様、Windowsベースで考えるのが手っ取り早いのかな?という事になります。

 

或いは、64bit MacでDraftsightを試すという方法もありかと。あとは、Autocad for Mac の日本語版を待つとか。

 

グラフィカルな画面と綺麗なフォントは魅力的なんですがね。

LinuxとCADソフト

Linuxと言うと、無料で使えるOS(基本ソフト)ですが、一時期のブームみたいなものは去った印象があります。

やはり、Windowsの操作性・汎用性は大きいのかな?と個人的には思っています。

プレインストールPCが少なく、OSのインストールには専門知識が必要であること、運用にも有る程度以上の知識が必須であることなどから「マニア向け」の域から出ないことが普及しない理由なのかな?と思われます。

今回、仮想PCに各種Linuxをインストールして、CADソフトを使ってみましたが、結構苦労しました。

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インストールは結構簡単なのですが、その後の各種設定とかOSのバグとかソフトのインストールにもGUIではなく、コマンド入力が必要とか。久しぶりの事だったので少し面倒に感じました。

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無料CADとして人気の高い「Draftsight」をインストールしてみました。

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インストール等については割愛しますが、Linux・UNIXに慣れている人ならば簡単なんでしょうけど・・・

起動してしまえば、Autocadとよく似た画面周り・操作性がOSとかソフトの違いを感じさせない程よく出来ていると思いました。

Linuxの設置・運用が苦にならない方であればおすすめですが、それ以外の方には中古のWindouwsPCを探した方がいいのかも。